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2011年 11月 23日
光夕映
ワタシがやっている 「ドブ釣り」 は毛鉤で鮎を釣るのですが
その毛鉤の数が何百・何千ともいわれる種類があります。

鮎毛鉤は、先玉・角・先巻・胴巻・元巻・底・追毛 等があり鳥の種類や羽根の使う部位・色
ラメ糸や絹糸・金糸・銀糸それぞれの種類や色の組み合わせで、無数の「毛鉤」があり
その中で鮎が釣れる毛鉤には「黒髪」や「八ッ橋」「暗烏」など一つ一つ名前がついています。

同じ名前の「毛鉤」でも毛鉤巻師によって巻き方や鳥の種類が違うこともあるので
一本の毛鉤でも如実に釣果に差が出ることがあり、同じ職人が巻いた鉤でも釣れる鉤
鮎が見向きもしない鉤があります。それもこの鮎の毛鉤釣り「ドブ釣り」の面白さの一つだとと思います。


ワタシも2年前から毛鉤を巻きはじめ、見よう見まねで巻いていますが。
そう、この前のブログ記事で堂々と写真入りで自作毛鉤「光夕映」と載せていましたが
あれは間違いでした(苦笑) 今日、久しぶりにユメヤさん(播州毛鉤伝統工芸士)とお出会いし
今年の毛鉤や川のことをお聞きしその中で、何気に

「夕映はカシワ(ニワトリ)の緑の合わせ巻きですよね?」  と尋ねたら

「いやいやそれは新サキや!夕映は黄色や」 とのこと

「あちゃ~」 ・・・


ここ数年「夕映」を使ってなかったから、ごっちゃになり間違って覚えてしまってたみたい・・・
あれは「新サキガケ赤底元南郷赤ラメ」です。。。
こんなの(失敗作)が釣れたりするかもですがね(笑)
光夕映_d0155141_22111472.jpg

「光夕映」 游飛作

赤角、ブルーラメ留でキジの黒染とカシワの黄色の合せ巻き底は絹の赤、元は赤ラメ底南郷巻き、追毛は黄色
勝岡毛鉤の「新光夕映」を参考にさせて頂きました。

by yuhi43 | 2011-11-23 22:33


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